会議終了

学習院女子大での、初期近代精神史国際会議“Western Conceptions of Nature and Japan's Christian Century”(科研「西欧ルネサンスの世界性と日本におけるキリシタンの世紀」+JARS主催)が終了しました。

坂本さんの参加記はこちらです。http://d.hatena.ne.jp/nikubeta/20130720/p1

私は“Early Jesuit Cosmology in Japan (1549-1817)”というタイトルで発表しました。私にとっても知的好奇心にあふれる贅沢な1日になりました。

本科研の今後の展開については、下のリンクにある、ヒロ・ヒライさんのサイトBibliotheca hermeticaおよびFB版をご覧ください。1人でも多くの方の参加をお待ちしています。

http://www.geocities.jp/bhermes001/bookplan.html
https://www.facebook.com/bhermetica

講演・合評会「科学伝来」

東大科哲での拙著講演会・合評会「科学伝来−南蛮系宇宙論と近世日本」、無事終了しました。コメンテーターの皆様をはじめ、多くの貴重なご意見を頂くことができ、本を出すことの意義をかみしめつつ、研究の醍醐味を味わうことができました。あらためて参加して頂いたみなさんや、主催者の方々に深く感謝申し上げます。

開催にあたっても大変お世話になった坂本邦暢氏(学振特研PD)に、参加リポートをまとめて頂きました。ありがとうございます。

http://d.hatena.ne.jp/nikubeta/20130719/p1

展覧会など13〜18−2013年5〜7月

13<<ラファエロ展>>@国立西洋美術館

14<<せいかどう動物園>>@静嘉堂文庫美術館

15<<大ベトナム展>>@九州国立博物館

16<<歌川国芳展:奇想の浮世絵師による江戸案内>>@長崎歴史文化博物館

17<<マリー・アントワネットと東洋の貴婦人―キリスト教文化をつうじた東西の出会い>>@東洋文庫

18<<生誕250周年 谷文晁>>@サントリー美術館

19<<江戸の美男子−若衆・二枚目・伊達男>>@太田記念美術館

20<<江戸歴史散歩コーナー(江戸城の石垣、土木技術、発掘成果等)>>@東京メトロ市ヶ谷駅構内

展覧会など11〜12−2013年5月

11<<天草が生んだ肥後の名宝 高浜焼 〜はじめて明かされる歴史と美の全貌>>@八代市立博物館未来の森ミュージアム

http://www.city.yatsushiro.kumamoto.jp/museum/event/2013/2013_spring.html

県重文を含む112点。伊万里風「色絵草花宝珠紋蓋付壺」など。

上田伝五右衛門および子・宜珍。紋は四ツ目。苓州=天草

出島からの輸出:
明和3年(1766) 幕府役人の天草巡回「オランダ人用につくれば、呉須の入手にも便宜を図ろう」
明和4年(1767) 染付製作
明和8年(1771) 平賀源内「陶器工夫書」を揖斐に献上

長崎奉行石谷備後守清昌と日田郡代(天草代官)揖斐十太夫政俊

安永6年(1777) 長崎奉行・柘植長門守の計らいで、蘭人からの見本をもとに焼き、出来がよかったので蘭人購入。
安永7年(1778) 長崎出島店売御免
安永9年(1780) ペイせず、中止 

図録なし

参考:『肥後の磁器:その歴史と系譜』展覧会図録(八代市立博物館未来の森ミュージアム、2006年)

12<<松井文庫 春の展示>>@松濱軒(八代市

http://www.city.yatsushiro.kumamoto.jp/ar/article_view.phtml?id=10835

これから6月頭にかけて菖蒲が見ごろ。

展覧会など06〜10−2013年4月

06<<江戸のサイエンス:武雄蘭学の軌跡>>@九州国立博物館

http://www.kyuhaku.com/pr/exhibition/exhibition_pre102.html

『蘭書目録』20冊現存 1839-60(展示は1849, 1857) 
武雄の蘭書 121部262冊収集、69部138冊現存

『起請文』1835-40
『威遠龍砲術初段伝授箇条』1843

『植物標本帳』中、琉、欧 1852-1862
長崎の植物学者・野田青葭らから入手

『ウルトラマリンブルー』1852年購入
『プルシアンブルー』袋書「[朱]午十二月十五日/[墨]佐嘉ニ而者唐口紺青之事を/ベレンスと申候由併当地ニ而者/紅毛紺青之上品をヘレンスト申候/唐口紺青」

『モルチール砲切形』「天保六未年高嶋四郎太夫製造之正寸之絵図/卯八月正筒ニ寸尺引合セ/所違目有之ニ付○[朱]印付札ノ寸正筒之寸ノ極メ也」貼紙墨書

『異国機械注文控』1868 長崎の商人・竹林祐作と取り交わした書簡

07<<文化交流展示>>@九州国立博物館

南蛮漆器『蒔絵鮫皮貼洋櫃』1.5mくらい 

『反物切本帳』6冊 1820-28

『彫木彩色書見台』IHS紋 16-17c

08<<古武雄展>>@九州国立博物館

09<<和ガラスのきらめき>>@長崎歴史文化博物館

10<<幸せを願う〜五節句、(常設展)>>@同上

展覧会など01〜05−2013年4月

01<<近世人の絵のある暮らし>>@島田美術館
http://www.shimada-museum.net/event.html

02<<北斎展―世界が絶賛した浮世絵師―>>@熊本県立美術館
http://www.museum.pref.kumamoto.jp/event_cal/pub/detail.aspx?c_id=10&id=19&trk_kbn=N

03<<細川コレクション展 第Ⅰ期 特集・大観と春草>>@熊本県立美術館
http://www.museum.pref.kumamoto.jp/event_cal/pub/detail.aspx?c_id=10&id=13&trk_kbn=N

04<<県美コレクション展 第Ⅰ期 特集・新収蔵品>>@熊本県立美術館
http://www.museum.pref.kumamoto.jp/event_cal/pub/detail.aspx?c_id=10&id=14&trk_kbn=N

05<<第30回日本伝統漆芸展>>@熊本県伝統工芸館
http://kumamoto-kougeikan.jp/cn9/pg779.html

『西欧ルネサンスの世界性と日本におけるキリシタンの世紀』 とJARSオフィシャルHP

科研費プロジェクト『西欧ルネサンスの世界性と日本におけるキリシタンの世紀』とJapanese Association for Renaissance Studies (JARS) の正式ホームページができました。

ここです http://renaissancejapan.org/


開設の経緯と日本語での情報は、以下で紹介されています。

http://www.geocities.jp/bhermes001/jars.html

今後の展開をご期待ください。